今日は、本を読んでいました。私が尊敬する山口創先生は、やっぱり素晴らしい事をおっしゃいます。山口創先生と言えば著書「赤ちゃんの脳は肌にある」でも有名な方です。去年お会いしましたが、イメージ通りのとても素敵な方でした。
今日読んだ本には、こんなことが書いてありました。
子ども時代には体をしっかり育てていくことが大事です。
「子どもが自分で何でもやりたがる意味」
体を育てていくのに大切なのは「やりなさい」と言われて、やらされて体を動かすのではなく、子どもが自分から進んで体を動かすことです。自分から体を動かすことで、やる気や意欲を高めてくれる神経伝達物質ドーパミンの分泌が促されるのです。
ドーパミンは、嬉しい、楽しい、などの快の感情があると沢山でてきます。また、これが出てくることで「もっとこうしよう!」などの意欲ややる気が高まり、自主的、積極的にさまざまな事に取り組むようになります。子どもにとっても、親や先生から受け身的に何かをやらされる状況では、何かを考えて行動したという事にはならない為、ドーパミンがあまり分泌されません。すると、自主的に何かに取り組んだり、積極果敢にチャレンジしていこうといった意欲が持てなくなります。
「幸せになる脳は抱っこで育つ」山口創 より一部抜粋
なるほど~~!前に聞いたことがあります。。保育園でも、子ども達の自由遊びが多い園と、先生が決めた遊びや運動をする時間が長い園、どちらが子ども達の能力を伸ばすのか?!というと、答えは「子ども達の自由遊びが多い園」なんだそうです。保育園や幼稚園を選ぶとき、ついつい「運動」「音楽」「英語」「リトミック」などなど、なんだか色々学べる園の方が良さそうな気がしてしまいませんか??でも、実はそれって全部先生や専門の方が決めたカリキュラムの中で「やらされている」という気がしませんか?「自分からやる!」自主的・積極的というよりは、「受け身」なのかもしれません。。
にっこりんくでも、子ども達が自分でやる!やりたい!を引き出す活動を取り入れ、それがとても大切であることをしっかりと伝えていきたいなぁと思います。いたずらだって、大切な子ども達の「やる気」ですね。私も、子ども達と、そしてママと、一緒に学んで成長していきたいです。
よろしくお願いします。にっこりんく 武林幸子
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